FXは何といっても情報収集が勝敗を決めます。FXにおいて良質な情報をどこまで得ることが出来るか。利益を上げているプロトレーダーはこの良質な情報を手に入れているから勝つことが出来ているのです。FX初心者の方はすでに情報戦で負けているかもしれません。
これは何もFXに限ったことではありません。他の株式投資や投資信託でもこの情報収集がキーポイントなのです。ではどうやってプロトレーダー情報を手に入れるのか。高いお金を払っているわけでも、時間をかけて情報を集めているわけではありません。
それは単純にFX取引会社に口座を開いているだけです。取引会社に口座を開けば無料で多くの情報を手に入れることが出来ます。このことを聞いて、そんなことはもうすでに知っているという方ははたして情報を生かせているでしょうか。
FXの正しい情報の生かし方を紹介したいと思います。
FXの情報は速報系とレポート系に分けられる
FXの情報といっても速報系とレポート系に分けることが出来ます。一番大事なのは速報系です。速報系で主なベンダーはロイター、フィスコなどが有名です。この二社とは多くの取引会社が契約しているので、口座を開設すると無料で情報を得ることが出来ます。
この情報をもっと上手に活用する方法は、為替相場に関する情報を自動メール配信設定しておくと、いちいち自分から探しに行かなくても大丈夫です。
レポート系はほとんどの場合は後付けのことが多いです。経済学者や専門家は為替変動について何らかの理由づけをしたがります。レポート系の情報はこうしたことが多いので、確かかどうかわかりません。
しかし、このレポート系が必要ないという事ではありません。レポート系は自分の金融知識を付ける、世界情勢についてよく考える。この能力を身に着けるには良い勉強材料になります。取引する時は速報系を使い、後から勉強する時はレポート系の情報と使い分けてください。
情報を疑う事も大事
情報には当然正しくないものもあります。あなたがこれから何年間もFX取引をする、つもりなら、こうした情報を自分で見極める目を持つことが必要になるでしょう。
例えば、為替相場に大きな影響を与えるもので雇用統計があります。
この雇用統計は毎月第一金曜日に発表され、その前の三日間、そしてその後の三日間は大きく為替が変動すると言われています。雇用統計の中でも非農業部門雇用者数と失業率が特に大事と言われており、そこから為替がどのように変化するか判断します。
しかしこうした情報でも、そのまま鵜呑みにしてはいけません。必ず失業率が下がっても為替相場が下落するわけではありませんし、この情報を利用してノイズを起こさせようとするトレーダーもいるからです。
一番大事なのは、この情報をホントに正しいのか。この情報によって為替相場がどのように変化するのか。自分で予測してみることです。そうしていると、あなたの金融知識が増えていたり、世界情勢に詳しくなり自分で相場を見極める力がついているでしょう。
情報を生かせるかどうかは、あなた次第です。