FXは何を基準にして取引すればいいの?
FX取引をするときは何を基準にして買い・売りを行っていますか?FX初心者の方は、プロのトレーダーはきっとすごい金融情報を集めて判断して取引をしていると勘違いしている方がとても多いように感じます。はっきり言ってそんなことはありません。FXでの勝者と敗者の金融知識の違いはほとんどありません。それではなぜ、勝つ人と負ける人が分かれるのか。答えは一つ、何を基準にして取引をすればいいかを知っているからです。私はFXを取引する基準は二つしかないと思っています。
それを紹介していくのでぜひご覧ください。
1、 要人の発言を聞き逃すな
為替はいろいろなことで変動します。その変動要因はさまざまです。これを毎日すべて把握するのは不可能だと感じる方は多いでしょう。私もそのように感じます。一日中時間があって常に為替相場をチェックしないとFXでは勝てないという考えをまずは捨てましょう。プロトレーダーの方はもちろん、このことをよく理解しています。
注目するポイントは三つです。
●バーナンキFRB議長
●トリシェECB総裁
●日銀総裁
これだけで充分です。この要人の方の発言によって為替が多く変動するパターンがすごく多いです。つまり、この三人が公で発言した場合は必ず知っときましょう。
2、 チャートを見る時は三つの線だけをチェックせよ
FX取引をするうえでチャートの見方は知っとかなければだめだという事はよく言われていることです。私もこの考えにもちろん賛成です。ではチャートの見方を完璧に身につけなければ勝てないのか。それは違います。
まず、FX取引が他の投資に比べて優れている点を思い出してください。それは取引が簡単で分かりやすいというのが一番のポイントではなかったでしょうか。株式投資は、選択がありすぎて初心者には難しいし、注文方法法もよくわからない。それに比べてFXは単純で分かりやすい。これがFX取引の一番の魅力だと思います。
つまり、取引基準も単純で分かりやすいのです。レジステンスラインとサポートライン移動平均線の三つを覚えてください。この線の動き方だけを見るだけでFXは勝つことが出来ます。
●レジスタンスライン
通貨の価格はある一定の範囲で動きます。その高値の線をレジスタンスラインと呼びます。この線を大きく超えてきたときは、すぐに買いのポジションをとってください。
●サポートライン
これはレジスタンスラインの反対と覚えとけばいいでしょう。この線を急激に超えて下がったら、すぐに売りのポジションを取ってください。
●移動平均線
これは、価格を一定の期間でどのくらいの変動があったのかを知ることが出来る線です。これは、テクニカル分析の基本になるので常に把握しといた方が良いでしょう。
FXでは時間をかけない
これはとても大事なことです。プロトレーダーはFXにかける時間は少ないです。なぜなら、FXの勝敗に時間は関係ない事を知っているからです。それに毎日多くの情報を取って取引をするのは、とても負担ですよね。ぜひ今回紹介したことだけを意識して取引をしてみてください。
あなたもきっと、プロトレーダーに一歩近づくでしょう。