まずここでは本当にFXってそもそも何?といった初心者of初心者の方に向けてFXの基礎的な概要を説明しようと思います。
初心者でもわかるFXの仕組み
FXとはまずForeign eXchangeの略称であり、つまり外国為替(がいこくかわせ)またはそれを利用した「外国為替証拠金取引」の事を示します。(→FX初心者向上委員会)そしてこのFXを理解する為には「為替」についてある程度の理解がなければ難しいでしょう。皆さんは「円安」や「円高」といった言葉をニュースや新聞なんかで聞いた事があるのではないでしょうか。この円安や円高というのがまず為替を知る上で重要な例となります。
まず円安とは文字通り「円」の価値が下がった事、円高とは「円の」価値が上がった事を表しますがここで大事なのは『何』に対して価値の変化が起きたかという事。これは「日本以外の各国から見た日本円の価値」が下がったあるいは上がった事を示しています。また特に何処の国、あるいは何処の国の通貨に対してどうといった前置きがつかない場合は大抵の場合「アメリカドル(米ドル)」との対比になります。 | ![]() |
まず円安の場合ですがこれは円の価値が下がっている為、ドルと両替してもらう為には通常より多く円を支払わなくてはいけないという事です。
1ドル=100円で両替してもらえたものが円安になる事で1ドル=120円と20円両替に必要なお金が多くなる、これが円安です。(ここで大事なのは、円安の場合100→120と表記上数値が高くなる事で、これが色々な人を混乱させていると言います。)
また円高の場合円の価値が上がっているわけですから、ドルと両替してもらうのに通常より少ない円で済むという事です。1ドル=100円で両替していたものが円高になる事で1ドル=80円と20円交換してもらうのに必要なお金が減る、これが円高です。(円安と同様に、こちらも円高にも関わらず表記上は100→80と数値が減る為、紛らわしいようです。)
こういった円安や円高のような通貨価値の変動(相場の変化)を為替と呼んでいます。ここまでは大丈夫でしょうか。
ではもし1ドル=100円の時に100万円で1万ドルを購入したとして、その後円安になり1ドル=120円になったとします。この1万ドルで円を買い戻すと円安の為120万円になって戻ってくる事になり20万円お金が増えた事になります。
このように為替の変動をして、一切物を売ったり働いたりせずにお金を動かすだけで利益を作る技、これがFXの仕組みになります。 |
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ただしお気付きかもしれませんがFXには一つ気をつけなくてはいけない事があります。もし前述の通り100万円で1万ドルを購入したとして、その後円高が進み1ドル=80円になった日には買い戻しても20万円お金が減る事になります。
外国為替では儲ける事が出来る反面こういったリスクも付き纏うのである程度相場や為替、そして世界の動向などに詳しくなる必要がFXで稼ごうと思うのであれば必要になってきます。