FX最大のコストは税金だ

FXは近年、とても参加者が増えた投資です。FXの歴史はたったの10年しかありません。この10年で莫大の投資家を増やしたのです。
FXがこれほどの人気を得たのは、利便性の高さです。いつでもどこでも取引することが出来る、少額からでも始めることが出来る、取引手数料が他の投資と比較しても掛からない。これらが主な人気の理由です。FXはこれまで投資を行っていた人も多く取り込みました。しかしそれ以上に、今まで投資に興味を持っていなかった・投資初心者。この層を多く取り込むことに成功したのがFXなのです。
少し前までは他の投資と同じように、取引手数料がかかりました。しかし今ではほとんどの取引会社が、手数料0円で行っています。
つまりFXにかかるコストは、スプレッドと税金。この二つです。その中でも最大のコストは税金です。


・FXには税金がかかる

株式投資や投資信託、銀行の利子にも税金はかかるように、もちろんFXにも税金かかります。今はNISAがあって100万円までの取引には税金がかかりません。しかし投信の世界で利益を出すにはこの100万という数字は低すぎます。FXで利益を上げようとしている人は、この税金対策は避けては通れない問題だと思います。
ちなみに投資で得た利益は雑所得として計算されます。


・節税の方法

せっかく儲けたのに税金でもっていかれるのは、少し悔しいですね。しかし投資を行っている人のほとんどは、節税対策を行っています。あなたも節税して少しでも税金コストを抑えましょう。
○自分がどの属性に所属するのかを知る
節税をするためには、まず自分がどの属性にするかを知らなければなりません。この属性によって税金の支払い方も変わってきます。税金を支払わなければいけない人は、確定申告をする必要がある人です。つまり、確定申告をする必要がない人は税金を支払う必要がないという事になります。まず自分が確定申告をする必要があるのかないとか。これをしっかりと確認してください。
また確定申告をする必要がある人の中でも、また属性が変わってきます。そんな時はネットを見るなり、確定申告チャートを利用してください。すぐにあなたの属性を知ることが出来ます。
○経費で節税
FXの税金は、利益全体に掛かるのではなく、利益から経費を引いた所得に対してもの、税金がかかります。つまり、この経費が少しでも多いと税金コストを抑えることが出来ます。
経費とは簡単に言うと「利益を得るために使った費用」の事を言います。具体的には、取引手数料、インターネット利用、パソコンの購入代金、情報を集めるために費やしたお金(新聞、書籍などの購入代金)、セミナーの参加料金。ざっと上げてこれだけあります。こんなものまで経費に含まれるのかとビックリする方もいるかもしれませんが、全て含まれます。
これ以外でもFXをするのに掛かったお金ならば、経費として落とせます。
例えばFXをするために、一室アパートを借りている。この家賃も経費として落とせます。
○確定申告は必ずしよう
確定申告チャートで、自分は確定申告をする必要がないと判断された人。この方でも必ず確定申告をして下さい。確定申告をしないと経費として計上することが出来ないからです。
以上の三つが、税金コストを抑えるポイントになります。これから投資を始める人は、ぜひとも税金対策をして下さい。長期的に見ると、税金対策をしているかどうかで大きく変わってきますよ。